残しておきたい雑談がある2

リニューアルしたなぽりんブログ。(日常報告よりちょっとまとまったネタ)

iPad (タブレットPC)を液タブの代わりに使ってみた。

(あるいは安物買いの銭失いの記録かもしれないけど)
だいぶ前から、iPad Pro (10.5インチ、第5世代?)をつかっていた。
せっかく良いものをもっているので液タブとして絵を書くのにも使ってみたいと思ったんだけれども、そもそも普段の使い方が悪いせいか認識が良くないのでいろいろやってみた記録。ちなみに普段の使い方と言うのは、主にゲーム。iPhone向けゲームでも、iPadでやった方がいろいろとスムーズに行くケースがいっぱいあることに気づいてしまったからである。
一度、知人から半日ほどApple Pencilを借りることができた。ところが、iPadのタッチ画面の上ではものすごくつるつるっと滑ってしまって踏ん張りがきかない。好みでない書き味だった。よくアニメなどでみかける初心者がスケートに行ったシーンそっくりに、たたらを踏んで尻餅ぺたんって感じ。筆圧が一切掛けられないし、かけたが最後、大きく逸れる。要らない線ばかりが描けてしまう。
そこで最初に考えたのが紙の感触になると言うペーパーライク液晶保護シート。

1700円くらいでお取り寄せしてみた。
このあと中古でも新品でもいいから第一世代アップルペンシルをそろえてやろうとおもっていた。15000円より安いものはないようだ。
このペーパーライクフィルム、確かにApple Pencilは(おそらく)すべらなくなったのだが、逆にゲームとして指でやっていても滑りが悪くて指で引いた線が途切れることが多くなってきた。この線が途切れると言うのはスマホやタッチパネルとしてはとてもイライラする。たとえばTwodotsと言うゲームは線を引くゲームであるのでライフを余計に消費してしまうのである。(ちなみに、大昔にPCに板タブをつけて使っていた時はむしろゲームにも板タブを使ったほうがマウスよりも精密に動かせて高得点になったこともあった。)
ではペーパーライクシートは駄目だったと思いかけて、いやいや、指先がカサカサしているせいかと考え、100円ショップのスタイラス(タッチペン)を買ってきてみた。金属の棒の先に導電性のゴムの黒い丸がついているあれ。
なかでも100円にしては高級そうな断面三角形、アルミ材質にマットなメタリック塗装で、カラビナっぽい質感のものを選んだ(セリア)。適度な重みがあって使いやすそうだし100円でこれなら失敗しても惜しくない。
これは指より細い分、ペン先の位置が正確に予測しやすくてよかった。だが、指とおなじように静電容量で感知しているので、パームリジェクションができない。小指をついて正確な線を書こうとしても、ペン先と小指の二箇所が設置している以上、ピンチ操作になる。つまり描画アプリ側では拡大や縮小として受け取られてしまう。
そのために上に写真を乗せたエレコムの小指カバーを買ってみた。

(上の写真はLサイズ。小指はピッタリだが薬指がかなり余るが握り込むのでジャマには感じない。つくもの売り場には試し装着できる見本がおいてあったので横幅にあわせてかった。)なんだか刀剣男士にこんな手袋をしていた人がいたような気がする。まぁそれはそれとして1200円程度の商品でパームリジェクション(物理)が効くようになったのはよかった。
これでうまくいくだろうと思ったのだが、やはりどうしても線が途切れる。
指でも途切れるぐらいなんだからもうこれはペーパーライクシートいらん。ブチ切れて剥がした。そこでたちまち線が途切れなくなったら美談で終われたのだが。

ゴムチップタッチペン+手袋+フィルムなし

下の画像はペーパーライクシートをはがした後の試し書きである。使用アプリはメディバンペイント。

上の画像において点々と黒い点が飛び散っているが、これは全部ためらい傷みたいに途中で感知しなくなった線である。不自然な空白も、ちゃんと○を書いているのに全く感知していないところ。
感知がわるい液タブはそこそこ不便だと思う。
結局ゲームのやり過ぎのせいかもしれないが、いまいち感度がおちてきていたんだな。
いや、私が筆圧低めの速筆(シャッシャッがき)でないとまっすぐめな線一本もかけない人間だから相性が悪いのかもしれない。
最後に模写をやってみた。

手元にあった蒼銀のフラグメンツ3巻の表紙ですね。名作だからみんな買って 絵師は中原さん

たしかにピンチで拡大縮小などができるのは便利だが。途切れる途切れる。ためらい傷の修正やタッチしたけどできてない機能切り替えが面倒くさい。
プロにはアイパッドで下書きからかなりのところまでやってしまう人がいるという。というか若い野良のプロはPCもってないんじゃなかろうか。
でも、いや、いや、駄目と決めつけるのは早計。
まずアイパッドをずっと立ち上げっぱなしでつかってるからスレッショルド調整が自動でうまくいかなくなってるのでは?
初期化のため電源を入れたりしてみよう。
アップルペンシルがあればもっと認識が正確になるのでは? 
でもアップルペンシル第一世代ってものすごく充電のときに叩き折りそうな格好してるんだよね。あれは怖い。
いろいろと条件が違うから単純比較はできないとはいえ絵描きさんてほんとにすごいなとおもった(小並感)。
追記
iPhone や iPad の画面が正常に機能しない場合 - Apple サポート
iPadのタッチパネルが反応しない8つの原因と5つの対処法 | iPadManiacsアイパッドマニアックス 
iPadのタッチパネルが反応しない…原因は何?対処法はある? | iPhone救急車
を参考にしてホームボタン長押し+電源ボタン長押しで強制再起動したあと、
「小指をつけないでペンか指で書く」のだと
「全く認識しない」か「全く途切れないで線がかける」ようになりました。
特にスリープから復帰したときは、すぐにはペンを認知しないので、
ちょっと放置すると全く途切れない線がかけるみたいです。
追記2

アップルペンシル+フィルムなし(+手袋は一応必要なし)

公式に惨敗。
パームリジェクションも完璧だと!?Apple pencilすごい。

f:id:NAPORIN:20200605223749p:plain
f:id:NAPORIN:20200605225226p:plain目の前にCDが落ちてたので模写。ろしょーかと思ったらじゃくらいだったそうで
思ったほどツルツルも気にならない、と言いたいところだが、小指つけてると、真円を描こうとしてもどうしても楕円になる。紙の抵抗を手が覚えてるんだろう。

ペーパーライクフィルム+アップルペンシル(+場合によって手袋)


もはや惨敗でしかない描きやすさ。ああ~。紙に一番近いっての嘘じゃなかった・・・
ソフトはメディバンペイントと言うアプリを使ったんだけれども、右側にツールバーがあって消せないようなので、素手ではペン先が触っていない瞬間に小指側でいろんなボタンを押してしまう(素材あたり)のが弱点と言えば弱点。なので手袋はあったほうがいいかもですね。
あと高価純正アップルペンシル以外だとソナーペンも仕えるようですこのソフト。ぐぬぬしかしアップルペンシルがあればSaiライクなお絵かき状況+手元見えますってめちゃ嬉しいぞこれ
 
はてなブログ付属のお絵かきはピンチアウトのような背面窓が動くだけで一切描線入力できなかった。使えない。iPadはフラッシュ不全だからみんなそうなのかも

ゼブラSTYRUS U3+手袋


発掘して出てきた金属の静電容量チップつきスタイラス、さすがお値段だけの事はあってゴムとアップルペンシルの中間くらい
 

チップのすりへり

早くもその気配はある。純正だと替えチップが2420円で4個入。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07TZNY3BGにはカバーもあるがコメント欄をみればペーパーライクの代替品という立ち位置とのこと。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07WS6C8C4こちらも筆記の追随速度がアップルペンシルに1段劣るとのこと・・・。ぐぬぬ

towdotsはどうしたか

ペーパーにしたら□を描きにくいのはそのとおり。強制再起動したら気になりにくくなったが、念の為できるかぎり一台のiPhoneのほうでやることにした。スキマ時間にTwodots